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口腔粘膜処置

2018.04.04

 あっという間に今年も4月ですね。
日中は汗ばむほど暖かくなりました。
満開の桜にも心癒され、おまけに花粉症で鼻水、目がしょぼしょぼ、肌がカサカサ、、、春を思う存分感じています私ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
さて、

平成30年度診療報酬改定に伴い、施設基準を満たした歯科医院においてようやく口内炎に対するレーザー治療が保険診療で認められるようになりました。

当院においても、施設基準を満たしておりますので、安心してレーザー治療を受けていただけます。
お困りの際は何なりとお申し付けくださいませ。

『口内炎』

2013.12.12

今年もあっという間に12月。

月日が経つのが早く感じるのは私だけでしょうか。

何かと忙しくなる師走。
疲れやストレスから口内炎が出現することがありますが、口内炎って本当につらいですよね。

今日は、口内炎についてのお話しを少し。

一般的にもっとも多いのが『アフタ性口内炎』。
赤い縁に囲まれた数mmから10mmぐらいの潰瘍が舌、歯肉、口唇、頬粘膜にできます。

多くはストレスや睡眠不足など免疫力低下、ビタミン不足、歯や不良な詰め物の刺激が原因と考えられています。

治療は従来から含嗽、ステロイド軟膏塗布、ビタミンB2,B6の投与、詰め物の調整などが一般的に行われていますが、いずれの場合も、痛みに対する即効性はありません。

このアフタ性口内炎はほとんどの場合1~2週間で治癒しますので、怖い病気ではありませんが、1~2週間痛みを我慢するのはつらいですよね。食事もつらいですし。。。

そこで痛みを早期にやわらげ、治癒期間を短くする治療を紹介します。

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)です。
治療照射時間は1~2分程度。少しチクチクしますが、多くの場合、麻酔はいりません。
粘膜表面が少し焦げた感じになります。

←当院のCO2レーザー
1、痛みをとる。
2、傷、炎症を早く治す。
3、免疫を高める。
以上、3大効果で口内炎を早く治します。

口内炎で痛みの強い方はいつでもご相談くださいね。


ただし、以上に述べたアフタ性口内炎以外にも、

ウィルス性口内炎(単純ヘルペス、帯状疱疹、手足口病など)、
真菌性口内炎(カンジダ)、
膠原病(ベーチェット病など)の一症状として出現する再発性アフタ、
口腔扁平苔癬という難治性口内炎、
白板症、紅板症(前癌病変)、
口腔ガン(舌ガン、歯肉ガン、口底ガン、硬口蓋ガン、頬粘膜ガン)

などいろいろな口腔粘膜疾患があり、中にはCO2レーザーが適当でないものもありますので、適切な診断が必要です。


①口内炎で摂食障害が強いお子様(単純ヘルペスの初発感染重症化など入院加療が必要に
 になる場合がある。)

②2週間以上続く口内炎のある方(ガンなどの病気との鑑別が必要になる場合がある)

以上2項目にあてはまる場合は早期に歯科口腔外科受診をおすすめします。


 

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